森のようちえんから国際交流まで、幅広い社会教育交流活動をご紹介します。

新刊紹介

『森のようちえん冒険学校』
―自然体験で 生きる意欲と 賢さを―

2021年5月下旬 新刊発売 定価1,980円(税込)
Kフリーダム刊
太郎次郎社エディタス発売

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心が輝いたあの日!

子どもにとって森のようちえんは…
木に好きなだけ登れ、雨でも濡れながら遊べるそんな冒険ができるところ
親にとって森のようちえんは…
子どもを認めてもらえ、親も認められた気になるところ
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刊行に寄せて

そんなに遠くない昔。子どもたちは、地域の広場や自然の中で仲間と群れて遊ぶことが日常的でした。
川遊びをしたり、海で貝や魚を採ったり、野山では木の実を採ったり、野生動物を追いかけまわしたり、地域の広場では缶蹴りや鬼ごっこ・チャンバラなど、日が暮れるまで夢中になって遊んでいました。

また、悪戯が過ぎれば、地域のおじさんおばさんから叱られるなど、地域コミュニティも豊かでした。
子どもたちはそんな遊びを通して、本物の自然の豊かさを感じ、仲間関係を培い、心もからだも鍛え、人間的にも成長し、生きる力を身につけてきました。

しかし、都市化・核家族化・電子メディアの普及などにより、子どもたちが近くの公園や自然の中で群れて遊ぶことは少なくなり、子どもの体力や好奇心そして人間関係を築く社会性もまた低下してきたように思えます。
加えて、新型コロナウイルス感染症が続くいま、子どもたちにとって当たり前であった日々の自由な遊びができなくなり、いらだちやかんしゃくが増え、ストレスが溜まっています。

当初、私たち「森のようちえん&冒険学校」でもアウトドア活動を自粛していましたが、自然のなかは密集・密閉・密接を避けて遊ぶことのできる格好の場所であると判断し、子どもたちの“思い切り遊びたい”という欲求に応えていこうと、感染症に気を配りながら、自然のなかでの活動を展開しています。
また、“夢中になって遊ぶ”そのものの中に学力と科学的素養の芽が包含されていると脳科学者が示唆しています。
子どもたちの成長・発達に欠かすことのできない遊び、特に自然体験を志す人々に活用されることを願って、この本をしたためました。

中能 孝則

メッセージ

子どもたちが自然の中で遊んだり冒険するのは自分を多様に試す体験、自分の好きなものを見つける体験、自分で計画し失敗しても自分で責任を取る体験、仲間と心置きなく協働する体験等を通じて、たった一回しかない人生を、自分で設計し、自分で主人公になり、自分で演じる練習をしているのだ。

東京大学名誉教授 汐見 稔幸

子ども時代の体験は、その後の人生に何らかの影響を与えていることは、どなたも否定はされないでしょう。
どの様な未来社会が待ち受けようと、子ども時代の自然を通じた体験やそこで培われる豊かな感性が、人間性の基礎となることを著者は本書を通じて私達に伝えています。

NPO 法人森のようちえん全国ネットワーク連盟 内田 孝一

目次(抜粋)

(全208頁)   

寄稿(メッセージ)
Educationの原義に戻った実践……汐見稔幸
子ども時代の自然体験活動は、人間性の基礎となり、未来につながる……内田幸一
プロローグ
森のようちえんのはじまりはデンマーク
第1章 日野社会教育センターの活動(心ときめいた日々)
三つ子の魂百まで
第2章 森遊びで育まれ身に着けていく生きる力
子ども時代の自然体験は、生涯に影響する
第3章 安全に安全に は最善の策ではない
スキルや認知の発達には挑戦的な遊びが有効
第4章 リーダーのホスピタリティー(歓待)
自然体験活動で求められる指導者のホスピタリティーとは
第5章 野外活動を楽しむための い・ろ・は
第6章 森のようちえん&冒険学校の参加者や保護者からのメッセージ
エピローグ(心にのこる出来事)
〝もはやこれまでかと〟と進退伺を出す
「右足のスペアはないですか」
何ものにも代えがたい自分を見つけ出すスイッチは、すべて森遊びの中に
あとがき
子どもたちを野外で遊ばせたいと思っている保護者の応援に

全部の内容はこちらから(PDF)

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    Comments (8)
    1. 岡本 麻友子 より:

      ありがとうございます!そう伝えたくて。

      一足先に読ませていただいていますが、巻頭の汐見稔幸先生や内田 幸一理事長の寄稿メッセージから胸がいっぱいに。最初から最後まで胸がいっぱいになる本でした。
      これまで真摯に自然や子どもたち、保護者の皆さんと関わってこられた姿が思い浮かび、森のようちえんを引っ張って来てくださったこと感謝でしかありません。
      ありがとうございます!そう伝えたくて。
      デンマークで始まった森のようちえんですが、25年間デンマークへの視察研修を実施されてきた中能さん。
      デンマークもいつか中能さんに連れて行ってもらいたいです!。
      中能さんは日本では45年以上、幼児や青少年の野外活動を引っ張ってこられました。
      汐見先生も書いておられますが、「森のようちえん関係者だけでなく、幼児教育関係者、学校教育関係者にとっても確実に役に立つ原理集にもなっています。」
      ぜひぜひおすすめします!
      これぞ、日本の森のようちえんの本!だと思います!
      今後ともよろしくお願いします!
      岡本 麻友子

    2. 土岐香 より:

      一気に読ませていただきました。

      私も、日野社会教育センターの「森のようちえん&冒険学校」のメンバーとして、野外活動を体験できたら、どんなに幸せだったでしょう!!!
      さらに、娘たちにもその機会が与えられていたら、きっと一生の宝物を見つけることができたでしょう!!!
      人間は自らを成長させるために課題を決めて生まれてくると言われています。
      その課題を実現するためには、中能先生がおっしゃるように、子ども時代に自然の中で夢中になって遊び、五感を鍛え、第六感(感性・直観力)を養うことがとても大切だと思います。そして、そのことは21世紀に求められるスキルの土台となるのですね。
       参加された方と保護者の方のメッセージも、とても素敵でした。一つひとつの言葉に魂が宿り、感動で胸が熱くなりました。
      『何ものにも代えがたい自分を見つけ出すスイッチはすべて森遊びの中に』。自然の叡智の中で心をときめかせる体験は、人間の成長にとって決定的に大切ですね!!!
      素晴らしい本に出合うことができたことに、心より感謝申し上げます。
      本当にありがとうございました。
      土岐 香

    3. 中谷忠則 より:

      歴史の重みと後世に伝えたいノウハウ

      間接的に日野社会教育センターの活動は知っていましたが、私達夫婦には、経済的に3人を参加させるには難しと断念していました。しかし、この中に140円のお昼ご飯で息子さんを参加させてあげていたお父さんの話があり、凄い人がいて頭が下がりました。
      それでも我が家なりの自然との触れ合いを考えて子育てしていたからそれはそれで善かったと自負したりして!長年のご努力の数々に歴史の重みと後世に伝えたいノウハウと思いがあふれ、あっという間に読み終えました。

       また、昭和26年5月5日児童憲章が制定された事、改めて内容を確認させて頂き感動とあとがきの中能先生の幼少時の甑島を昔頂いた鮮やかな貝と共に創造させて頂きお父様とお母様の姿に更に感動、感激を頂きました。それから善き師との出会いのありがたさ。

       今は、孫(8歳、6歳)を通して子どもの感性の素晴らしさを学ばせて頂き共働きの娘夫婦の子育ての応援をしながら祖父母磨きにも努力精進の毎日を送れることに感謝して、健康寿命でピンピン・ひらり(吉永小百合さんの言葉)を目指して参ります。
      思いを伝える難しさ!に本当に悩みます。でも体験から学んだことほど人を感動させるものは無いですね。

       自分にしかできないことがあって、この世に生んで頂いたそのお役目をそれぞれが一生懸命に一所懸命に一日一日、一瞬一瞬を大切にていねいに暮らす。
      そうできることが理想ですが、願いを持ってそうできない自分とのギャップを楽しんじゃおう!と言うところが精進というのかな?ナンテ(笑)
      中谷忠則・美津子

    4. 門 祐輔 より:

      読みました。
      徹底して子どもの主体性を尊重し、その発達を伸ばすための試みは素晴らしいですね。
      小さな子どもや孫を持つ人に一読を勧めたいと思います。
      門 祐輔

    5. 野添智子 より:

      自分が楽しかった記憶を子どもたちにも共有したい

      森のようちえん冒険学校、届きました&拝読しました‼️子どもの頃の思い出が溢れ、懐かしさに涙する場面もありつつ読ませていただきました。

      私は野外活動クラブがきっかけで日野社会教育センターにお世話になり、その後ジュニアクラブへ。キャンプに行ったり、体育館でゲームをやったり、時に真面目に討論会をやったり。センターで合宿をして翌日センターから登校したり、ワクワクする活動をたくさんしたことを思い出します。
      高校の頃は部活に邁進する日々で、シニアクラブの活動にはあまり参加していませんでしたが、短大に入ってからリーダーとしてまたセンターに携わることになりました。リーダーと言っても小・中学生の頃に一緒に遊んでいた仲間が大きくなって、リーダーという名のもと、また一緒に遊び始めたという感覚で参加していたように思いますが。(笑)でもそこには、自分が楽しかった記憶を子どもたちにも共有したい、あの頃遊んでいた仲間たちが、大人になってからも当時の感覚を共有出来ていて、それがかけがえのないものになっているという確かな実感が、活動に参加する大きな原動力になっていたように思います。

      今、保育士として年長児を担任する日々、何も起きる前から「それは危ないからやめようね」「ケガするかもしれないから、それはやらない約束にしようね」等々言っていることが多いな〜と…。遊び切ることの楽しさを奪っているかもしれないと思いながら読んでいました。森のようちえんと同じことは出来ないと思いますが、子どもの好奇心を伸ばしていく遊び、遊びの成功・失敗で生まれる判断力、そして仲間と繋がって知恵を出してやり切る快感、そんなことを少しでも保育の中で伝えていけるように出来たらいいな〜と思いました。
      野添智子

    6. 今澤 隆一郎 より:

      今日届いたので早速読んでみました。子どもと直接接しながら、そのたびに学びをしている中能さんの真摯な取り組みを垣間見させていただきました。
      最初に掲載されている長沼公園、実は三週間前に一人で散歩のつもりで登ったばかりです。
      ところが113ページ当たりの記事に該当するとんでもない体験をしてしまったのです。帰りの下り坂で転んで左膝を激しく打撲してしまったのです。前夜に降った雨水が滑りやすい平らな岩盤に残っていて、それこそ注意しながら急坂を降りていたのですが、あいにく運動靴の底に凹凸がなくつい滑ってしまいました。
      翌日も強い痛みが残っていたので通院し、ただ膝骨にひびが入っていないことは確認したのですが一週間以上痛みがひかず、やれやれ歳取ると色々あることを思い知らされました。
      今澤 隆一郎

    7. 駒形富子 より:

      子ども時代の経験は人間の成長にとっても、かけがえのない時代

      子ども時代に経験した出来事は、その子たちの生き方に大きな意味を持たせていると思います。
      そこで出会った仲間たちとともに、苦労も歓びも、連帯することの大事さも学び、今に至っていると思います。人間の成長にとっても、かけがえのない時代でありました。
      子どもにとってもですが、それを見守る大人たち(保護者も)も成長させていただいたと思っています。
      そしてこの本はこれからを生きる人たちや自然体験活動をする人たちのご指南書にもなっておりまして、大変価値ある内容に編集されておりますね。
      感動しております。
      これからの子どもたちや若者たち、特にコロナ禍で、対面しての活動が制限されている昨今です。一緒の時間が持てなくても、心は繋がれます。実体験はかなわなくても、いつかまた日常が戻ったときに心から笑い合える日々のために、だからこそ、今できることを模索し、共感し、つながることの心地よさを味わってほしいと思います。
      駒形富子

    8. 木村 真由 より:

      私のいるこども園でも日々同じことが繰り広げられています。

      『森のようちえん冒険学校』を連休前に届けて頂き手にすることができ、大変嬉しく、読書で充実した連休を過ごすことができました。
      一言一句染み渡るような内容に、本当にエネルギーチャージを頂けた一冊でした。
      『森のようちえん冒険学校』の中に紹介されているカルチャーショックを受けられたというエピソードの数々が、私のいるこども園でも日々同じことが繰り広げられています。いまの日本社会、なかなかそれをこども達に許せる環境が少ない中、今自分のいる場所が、その経験を与えられる環境であることを改めて奇跡のように思い、大切に守っていかなければと思いました。
      木村真由

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