この度、NPO法人離島経済新聞社主催で離島メディアのオンライン座談会が行われました。
主催された離島経済新聞社は「島の宝を未来につなぐ」ことを目的として、島に根ざした専門メディア『ritokei(リトケイ)』の発行を軸に、北海道・本州・四国・九州・沖縄本島の周囲にある「有人離島」約400島の情報を集め、伝え、支える活動を行っています。(https://www.ritokei.org/)
出席は、教育人間学、保育学、育児学。子どもの教育に幅広くかかわる教育者、で子育てなどについて多数の本を出版査定る、汐見稔幸(しおみとしゆき)先生(東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長 全国保育士養成協議会会長)。と
森のようえん活動や自然学校の実践者。そして島育ちで『森のようちえん冒険学校』を出版したということで、私中能孝則(なかよくたかのり)に声をかけていただき。
離島経済新聞社、代表理事・統括編集長の鯨本あつこ(いさもと・あつこ)さんの進行で始まりました。
最初に鯨本さんから下見先生に。非認知的能力をはかるシステムはどのようなことがありますかとの質問があり。
汐見稔幸せんせいからは、非認知能力を数値化しようとしないことが大切ではないでしょうか。そのうえで。(お話の要旨、抜粋)
- ソフトスキルの高さがあると思う
- 問題解決能力がること
- グループを作る能力があること
- リーダーシップを発揮できる能力があること
- 落ち込んでいる人を励ますことができる能力があること
- 活きている姿が楽しきそうで、暮らし力があること
- 生活をやりくりできる力
- アイデア満載で日々を乗り切る力
- 工夫する力
- 自然と上手に付き合う力
- 日々の生活を喜んでいる人
中能には、子ども時代に甑島で経験されたことの中で、どの時代の子どもたちにも経験してもらいたいことを教えてください。
わたしからは、
- 今の子どもたちにも、不便さを楽しむ心を身につけてほしい
- 私が育ったころの島の生活は、今から思えば不便だったと思います。しかし、当時はそのことが当たり前と思っていたので、不便と感じたことはなく、何をしても楽しかったです。
- ご飯はかまど焚いていてが、電気窯のように決められた分量の米と水を入れて炊けば、誰が焚いても間違いなく指定された時間に実に美味しいご飯が炊きあがってきますが、かまどで炊いていたご飯は米の分量に対する水加減、炊くときの火加減、薪の種類や量、炊きあがりの見極めなど、経験に裏付けされた熟練した知恵と賢さが求められています。
- 刃物を使い手作りの楽しさを体験してほしい、そこから知恵が生まれていく。
- 釣り竿をはじめ、遊びの道具はほとんど手作りで、ナイフは良く研いだピカピカに光るナイフがいつも、ポケットの中に入っていた。
- 一つ一つの体験で小さな知恵をはぐんでいく。
- 地域のコミュニティーの豊かさにふれてほしい。
- それは仲間と群れて遊ぶ、ときを楽しむ力を身につけていくように思います。
- 自然を身体全体で楽しむ。その地域に息づく四季折々の出来事や祭り
(要点のみ抜粋)
これから先は、
NPO法人離島経済新聞社では今回の座談会の様子を、フリーペーパーの特集記事や「シマ育コミュニティ」のウェブサイトでアーカイブ配信されるそうですので、是非、ご覧いただきたいと思います。特に汐見稔幸先生のお話は、理論的にありながら、よく整理されていて、とても分かりやすくユーモアにあふれお話方で、お話の中にどんどん引き込まれていき、とても楽しく中身の深いものでした。記事やアーカイブ配信を是非ご覧ください。
- 座談会のレポートは以下の媒体に掲載されているそうです。
- 有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』44号「子どもは島で育てたい『シマ育のススメ』」特集(2023年11月中旬発行・約1万5,000部
- ウェブサイト『ritokei』内「シマ育コミュニティ」(12月下旬公開予定)
- 詳細の問い合わせは
◆NPO法人離島経済新聞社公式サイト http://www.ritokei.org/
◆離島専門ウェブマガジン『離島経済新聞』 http://www.ritokei.com/
◆公式Facebook http://www.facebook.com/ritokei
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