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手作り灯油ランプの楽しみ方

今から98年前の1923(T12)年9月1日に発生した関東大震災では、とても大きな被害が出た災害でした。そこで、毎年9月1日は防災の日として定められていることは誰もが知るところです。また、年に4回、3月、6月、9月12月の1日は防災用品点検の日とされています。“備えあれば憂いなし”とも言われます。

しかし、「そのことは十分に分かってはいるけどなかなかね」というのもこれまたまた本音ではないでしょうか。それでもマスコミをはじめとするPR活動により。非常用のバッグは、その中身や規模は別としても大体のご家庭には準備されています。その中身の主なものは、非常用の水と食料のほか、懐中電灯、救急セットにタオルや靴などが入っています。

そこで「一番役に立ったものは」とのアンケートの結果は懐中電灯と言われています。ちなみに我が家では各部屋ごとに置いてあります。しかし、点検を忘れるといざという時に点灯しなかったり、点灯してもぼんやりしていて役に立たないこともあります。このような経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。6月1日はその点検日になります。ご自宅にある救急持ち出し袋などを点検してみてはいかがでしょか。

さて、話は変わりますが、アウトドア活動の好きな私は、只今手作りランプにはまっています。You Tubeなどでも盛んに紹介されていますのでご存知の方も多いと思います。写真右端は、どこでもランプというもので、600円位で購入しました。空になったお酒の瓶などに灯油を入れて差し込むだけで点灯します。瓶は小さめの底が大きく安定したものがおすすめです。左端のランプのヘッドはヨーロッパの朝市で購入してきたもので、ジャムの空き瓶などの蓋に10ミリの穴をあけて、上下からねじで締めて固定したものです。安定して燃焼します。

そこで私は、ひょとしたらと捕らぬ狸の皮算用で、知り合いの精密機械の部品を手作りされている方に頼んで試作品を作成中です。うまくいきましたらまたご紹介いたします、

次に、真ん中の二つは、材料費ゼロ円でつくったもので、出来あがったランプは暗い中にほのかにともり気分は満点です。燃料は灯油で、燃焼時間は瓶の大きさにもよりますが、普通のジャムの便で5時間くらいは問題なく持ちます。

何と材料費はゼロ円ですので是非作ってみてください。ただし生火ですので使用するときには充分にご注意ください。特に、テント内での使用は厳禁。室内での使用などは十分に注意してください。子どもだけでは絶対に使用させない。

必要なものは、家庭用で使われているジャムなどの蓋つきの空き瓶とランプヘッドに使う自転車の空気を入れる金具の部分を使います。(知り合いの自転車屋さんに行けば無料でいただくことができます)

つくり方(1)。
蓋の真ん中に8ミリの穴をあけます。ランプヘッドには自転車の空気を入れる部分をチューブから切り離して使います、そして虫ゴムの入る部分を途中で切断して、そこに3ミリ程度の綿の紐を通して出来上がりです。

つくり方(2)。
基本的には(1)と同じですが、虫ゴムの分を使わず、ダイレクトに6ミリの綿の紐を通して使います。しかし、この場合は中に、虫ゴムをはめた金具が落ちないようにするための突起が出ていますので、5ミリのドリルでこの突起部分を削って穴を均一にする必要があります。そこに、6ミリの綿の紐を通して使います。

ランプシェードは、丸や四角のペットボトルの上下を切ったもので代用できますが、風が吹いいたるするとづれるて焦げることもありますので十分にご注意ください。
私は娘が小さい時に作ったオブジェに内側から障子紙を張り、その中にランプを入れています。これは雰囲気満点です。また、シェードを角材などを組み合わせて作ったものもいいですね。

手も汚さずに、怪我をする心配もなく、絶対に失敗したくない方は、どこでもランプの購入をお勧めいたします。
うまくいかないもどかしさや、手が汚れたり、少し怪我をする可能性がありながらも、知恵をひねり出し、作る喜びを記憶にとどめたい方は、少し手間暇かかる手作りランプに挑戦してみてください。
人間が生きていくうえで大切にしなければならないもの、忘れかけている何かを思い出させてくれるような気がします。
中能孝則

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